予想とまとめ

　17日の欧州外国為替市場でドル円は上昇。22時時点では150.38円と20時時点（149.93円）と比べて45銭程度のドル高水準だった。トランプ米大統領が習・中国国家主席との首脳会談に関して前向きな見方を示したことを受けて、米10年債利回りが4.00％台まで上昇し、日米株価先物がプラス圏に浮上したことから150.54円まで上値を伸ばした。自民党と日本維新の会の連立協議が進展しており、高市新首相誕生の可能性が高まっていることも、円売り要因となっている。

　ユーロ円も上昇。22時時点では175.59円と20時時点（175.26円）と比べて33銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて、175.73円前後まで強含みに推移した。

　ユーロドルは22時時点では1.1676ドルと20時時点（1.1689ドル）と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが4.00％台まで上昇したことで、1.1667ドルまで下値を広げた。ナーゲル独連銀総裁は「金利を変更する必要性はない」と述べた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：149.38円　-　150.54円
ユーロドル：1.1667ドル　-　1.1728ドル
ユーロ円：174.82円　-　175.97円