NY為替見通し=FOMCでの2023年末のインフレ見通しに要注目か
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 本日のNY為替市場のドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明と経済・金利見通しを見極める展開となる。
 パウエルFRB議長が、8月のジャクソンホール会合での講演で、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の軸足を「物価安定化」から「雇用最大化」に移すことを表明したことで、ゼロ金利と量的金融緩和政策の長期化が示唆された。
 明朝3時に発表されるFOMC声明と経済・金利見通しでは、フォワードガイダンスの強化と量的金融緩和の拡大が予想されており、米中対立激化への警戒感や米大統領選挙の不透明感などから、ドル売りが優勢な展開となりつつある。
 FOMCの経済・金利見通しでのインフレ率見通しは、2022年は+1.7%と予想していたが、今回は、2023年末のインフレ率見通しに要注目となる。2023年見通しが+2.0%となった場合、「平均インフレ目標」の下では、2023年末まではゼロ金利が継続し、利上げはなしとなる。また、+2.0%未満となった場合、2024年にかけてもゼロ金利が継続し、利上げの必要性が低下することになる。
 ドルの上値を抑える要因としては、新型コロナウイルスの感染拡大、米国西海岸での山火事の拡大、新型コロナウイルス追加経済対策法案が難航していることなどが挙げられる。
 リスクシナリオは、フォワードガイダンスや量的金融緩和の変更が無かった場合、あるいは、想定内の場合で、「思惑で仕掛けて事実で手仕舞え」により、ドルが買戻される可能性となる。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値の目処(めど)は、一目・転換線の105.88円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値の目処(めど)は、7月31日の安値の104.19円。


(山下)
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