東京マーケットダイジェスト・31日 円高・株安
(31日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=139.41円(前営業日NY終値比▲0.38円)
ユーロ円:1ユーロ=149.14円(▲0.94円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0697ドル(▲0.0038ドル)
日経平均株価:30887.88円(前営業日比▲440.28円)
東証株価指数(TOPIX):2130.63(▲28.59)
債券先物6月物:148.60円(△0.06円)
新発10年物国債利回り:0.430%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01900%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
4月鉱工業生産速報(前月比) ▲0.4% 1.1%
4月鉱工業生産速報(前年比) ▲0.3% ▲0.6%
4月商業販売統計速報(小売業販売額、前年比) 5.0% 6.9%・改
4月新設住宅着工戸数(前年比) ▲11.9% ▲3.2%
5月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯) 36.0 35.4
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロ円は軟調。5月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想より弱い結果となり、中国経済の先行きに対する懸念が強まると、株安とともにリスク回避目的の売りが強まった。日経平均株価や米株先物などが軟調に推移するなか、一時148.96円まで売りに押された。
・ユーロドルは弱含み。株安を手掛かりにしたリスクオフの売りに押され、一時1.0685ドルまで下押しした。また、豪ドル米ドルも0.6484米ドルまで下押し。4月豪消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで一時0.6538米ドルまで上昇する場面もあったが、買いも長続きしなかった。
・ドル円も弱含み。円買い・ドル買いが同時に進んだ影響からしばらくは139.80円を挟んだもみ合いとなっていたが、次第にクロス円の下げにつれた売りの勢いが優勢となり、139.32円まで値を下げた。
・日経平均株価は5営業日ぶりに反落。中国経済指標の低迷などを受けて投資家のリスク回避姿勢が高まった。この日のアジア株式相場が軒並み安となったことにつれた売りも出たほか、外国為替市場で円安が一服したことも相場の重しに。高値警戒感を背景に利益確定目的の売りも進み、指数は一時540円超下落する場面も見られた。
・債券先物相場は続伸。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行し、一時148円79銭まで上昇した。もっとも、明日に予定されている10年物国債入札への警戒感から積極的に買いを進める展開にもならなかった。
(岩間)
ドル円:1ドル=139.41円(前営業日NY終値比▲0.38円)
ユーロ円:1ユーロ=149.14円(▲0.94円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0697ドル(▲0.0038ドル)
日経平均株価:30887.88円(前営業日比▲440.28円)
東証株価指数(TOPIX):2130.63(▲28.59)
債券先物6月物:148.60円(△0.06円)
新発10年物国債利回り:0.430%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01900%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
4月鉱工業生産速報(前月比) ▲0.4% 1.1%
4月鉱工業生産速報(前年比) ▲0.3% ▲0.6%
4月商業販売統計速報(小売業販売額、前年比) 5.0% 6.9%・改
4月新設住宅着工戸数(前年比) ▲11.9% ▲3.2%
5月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯) 36.0 35.4
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロ円は軟調。5月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想より弱い結果となり、中国経済の先行きに対する懸念が強まると、株安とともにリスク回避目的の売りが強まった。日経平均株価や米株先物などが軟調に推移するなか、一時148.96円まで売りに押された。
・ユーロドルは弱含み。株安を手掛かりにしたリスクオフの売りに押され、一時1.0685ドルまで下押しした。また、豪ドル米ドルも0.6484米ドルまで下押し。4月豪消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで一時0.6538米ドルまで上昇する場面もあったが、買いも長続きしなかった。
・ドル円も弱含み。円買い・ドル買いが同時に進んだ影響からしばらくは139.80円を挟んだもみ合いとなっていたが、次第にクロス円の下げにつれた売りの勢いが優勢となり、139.32円まで値を下げた。
・日経平均株価は5営業日ぶりに反落。中国経済指標の低迷などを受けて投資家のリスク回避姿勢が高まった。この日のアジア株式相場が軒並み安となったことにつれた売りも出たほか、外国為替市場で円安が一服したことも相場の重しに。高値警戒感を背景に利益確定目的の売りも進み、指数は一時540円超下落する場面も見られた。
・債券先物相場は続伸。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行し、一時148円79銭まで上昇した。もっとも、明日に予定されている10年物国債入札への警戒感から積極的に買いを進める展開にもならなかった。
(岩間)