欧州マーケットダイジェスト・31日 株安・円底堅い
(31日終値:6月1日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=139.41円(31日15時時点比横ばい)
ユーロ・円相場:1ユーロ=148.65円(▲0.49円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0663ドル(▲0.0034ドル)
FTSE100種総合株価指数:7446.14(前営業日比▲75.93)
ドイツ株式指数(DAX):15664.02(▲244.89)
10年物英国債利回り:4.183%(▲0.064%)
10年物独国債利回り:2.282%(▲0.060%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
4月独輸入物価指数
前月比 ▲1.7% ▲1.1%
前年比 ▲7.0% ▲3.8%
4月スイス小売売上高(前年比) ▲3.7% ▲1.9%
5月仏消費者物価指数(CPI)速報値
前月比 ▲0.1% 0.6%
前年比 5.1% 5.9%
4月仏卸売物価指数(PPI)
前月比 ▲5.1% 1.9%・改
4月仏消費支出(前月比) ▲1.0% ▲0.8%・改
1-3月期仏国内総生産(GDP)改定値
前期比 0.2% 0.2%
1-3月期トルコGDP
前年比 4.0% 3.5%
5月独雇用統計
失業率 5.6% 5.6%
失業者数変化 0.90万人 2.30万人・改
5月独CPI速報値
前月比 ▲0.1% 0.4%
前年比 6.1% 7.2%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。アジア株が総じて軟調に推移したことを嫌気して15時過ぎには一時139.32円まで下落したが、欧州勢が参入すると一転して買い戻しが優勢に。下落していた欧米株価指数が下げ渋ったことも支えに140.06円付近まで持ち直した。その後は139.50円台まで失速する場面があったが、4月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が1010.3万件と予想の937.5万件を大きく上回ったことが伝わると一時140.38円まで買い上げられた。
ただ、140円台での滞空時間は短く、米・中長期金利が低下したうえ、ダウ平均が300ドル超下落すると失速。今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)投票メンバーであるジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)理事とハーカー米フィラデルフィア連銀総裁から6月会合での利上げ見送りを支持する発言が伝わると、3時過ぎには日通し安値となる139.25円まで値を下げた。
・ユーロドルは方向感がない。独長期金利の低下を受けて1.0659ドルまで売りが先行したものの、NY勢が参入すると一転して1.0705ドルまで買い戻しが入った。ただ、良好なJOLTS求人件数を受けて一転下落。ユーロポンドやユーロスイスフランの下落につれた面もあり、一時1.0635ドルまで下げ足を速めた。一方、FOMCメンバーからのハト派発言を受けてショートカバーが活発化し1.0670ドル台まで切り返した。
・ユーロ円は頭が重い。アジア株安から16時前には148.86円まで下げたが、NY序盤にかけたドル円やユーロドルの買い戻しにつれる形で149.77円付近まで反発する場面があった。ただ、その後にその他ユーロクロスが下げたうえ、ドル円が急失速した影響から148.59円まで再び値を下げた。
・ロンドン株式相場は続落。中国の景気減速懸念からアジア株が全面安となったため、つれる形で序盤から売りが強まった。一巡後は下げ渋ったが、米国株が軟調に推移したため引けにかけて再び弱含んだ。金融株や生活必需品関連株の下げが特に目立った。
・フランクフルト株式相場は3日続落。アジア株安に引っ張られる形で序盤から売りが優勢となった。個別では、コベストロ(4.85%安)やコンチネンタル(4.74%安)の下げが目立ち、40銘柄中、値上がりしたのは3銘柄のみだった。
・欧州債券相場は上昇。
(越後)
ドル・円相場:1ドル=139.41円(31日15時時点比横ばい)
ユーロ・円相場:1ユーロ=148.65円(▲0.49円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0663ドル(▲0.0034ドル)
FTSE100種総合株価指数:7446.14(前営業日比▲75.93)
ドイツ株式指数(DAX):15664.02(▲244.89)
10年物英国債利回り:4.183%(▲0.064%)
10年物独国債利回り:2.282%(▲0.060%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
4月独輸入物価指数
前月比 ▲1.7% ▲1.1%
前年比 ▲7.0% ▲3.8%
4月スイス小売売上高(前年比) ▲3.7% ▲1.9%
5月仏消費者物価指数(CPI)速報値
前月比 ▲0.1% 0.6%
前年比 5.1% 5.9%
4月仏卸売物価指数(PPI)
前月比 ▲5.1% 1.9%・改
4月仏消費支出(前月比) ▲1.0% ▲0.8%・改
1-3月期仏国内総生産(GDP)改定値
前期比 0.2% 0.2%
1-3月期トルコGDP
前年比 4.0% 3.5%
5月独雇用統計
失業率 5.6% 5.6%
失業者数変化 0.90万人 2.30万人・改
5月独CPI速報値
前月比 ▲0.1% 0.4%
前年比 6.1% 7.2%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。アジア株が総じて軟調に推移したことを嫌気して15時過ぎには一時139.32円まで下落したが、欧州勢が参入すると一転して買い戻しが優勢に。下落していた欧米株価指数が下げ渋ったことも支えに140.06円付近まで持ち直した。その後は139.50円台まで失速する場面があったが、4月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が1010.3万件と予想の937.5万件を大きく上回ったことが伝わると一時140.38円まで買い上げられた。
ただ、140円台での滞空時間は短く、米・中長期金利が低下したうえ、ダウ平均が300ドル超下落すると失速。今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)投票メンバーであるジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)理事とハーカー米フィラデルフィア連銀総裁から6月会合での利上げ見送りを支持する発言が伝わると、3時過ぎには日通し安値となる139.25円まで値を下げた。
・ユーロドルは方向感がない。独長期金利の低下を受けて1.0659ドルまで売りが先行したものの、NY勢が参入すると一転して1.0705ドルまで買い戻しが入った。ただ、良好なJOLTS求人件数を受けて一転下落。ユーロポンドやユーロスイスフランの下落につれた面もあり、一時1.0635ドルまで下げ足を速めた。一方、FOMCメンバーからのハト派発言を受けてショートカバーが活発化し1.0670ドル台まで切り返した。
・ユーロ円は頭が重い。アジア株安から16時前には148.86円まで下げたが、NY序盤にかけたドル円やユーロドルの買い戻しにつれる形で149.77円付近まで反発する場面があった。ただ、その後にその他ユーロクロスが下げたうえ、ドル円が急失速した影響から148.59円まで再び値を下げた。
・ロンドン株式相場は続落。中国の景気減速懸念からアジア株が全面安となったため、つれる形で序盤から売りが強まった。一巡後は下げ渋ったが、米国株が軟調に推移したため引けにかけて再び弱含んだ。金融株や生活必需品関連株の下げが特に目立った。
・フランクフルト株式相場は3日続落。アジア株安に引っ張られる形で序盤から売りが優勢となった。個別では、コベストロ(4.85%安)やコンチネンタル(4.74%安)の下げが目立ち、40銘柄中、値上がりしたのは3銘柄のみだった。
・欧州債券相場は上昇。
(越後)