24日の主な要人発言(時間は日本時間)(2)

24日21:39 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長(議会証言原稿)
「関税の引き上げはインフレ率を押し上げ、経済活動を圧迫する可能性が高い」
「最終的な関税の水準が影響を左右する」
「FRBの責務はインフレ期待を安定させ、一時的な物価上昇が継続的なインフレ問題に発展するのを防ぐこと」
「インフレ率は目標の2%をやや上回っている」
「長期的なインフレ期待は2%の目標と整合的」
「FRBは政策調整を行う前に、経済の動向をより深く見極めるのに適した状況にある」
24日23:22
「インフレが低下し労働市場が軟化した場合、利下げ前倒しの可能性も」
「FRBが関税についてコメントするのは不適切」
「インフレ率は予想ほど強くない可能性がある」
「中東の緊張が経済に与える影響を判断するのは時期尚早」
「状況は変化しており、我々の考え方もそれに適応してきた」
「金利の動向は経済の動向次第」
「FRBはインフレに対して慎重な姿勢を維持」
「経済が好調な状況では、利下げを急ぐ必要はないと考えている」
「利下げの具体的な会合については言及を避けたい」
「インフレが抑制されれば、早期の利下げも可能」
「FRBを去る間に経済が好調であることを望んでいる」
「6月と7月の数字で関税インフレが見られるだろう」
「データは関税の少なくとも一部が消費者に打撃を与えることを示唆」
「ドルは長期にわたって準備通貨であり続ける」
「6月、7月、8月には関税によるインフレ効果が顕著に現れると予想」
「もしそれが見られなければ、利下げは早期に実施されるだろう」
「FRBは様子見の姿勢」
「関税はインフレへの一時的な打撃となる可能性があるものの慎重に対応する必要」
「インフレ全体の状況は良好」

24日22:30 ハマック米クリーブランド連銀総裁
「政策金利は当面の間、据え置かれる可能性」
「利下げの差し迫った理由は見当たらない」
「政策に関しては、急ぎすぎて間違った判断をするよりも、ゆっくり正しく判断する方が良い」
「米国経済は堅調な勢いを保っており、雇用市場も今のところ堅調」
「関税導入は見通しの不確実性を高めている」

24日22:47 ラムスデン英中銀(BOE)副総裁
「労働市場の大幅な緩和の累積的な証拠が影響を与えている」
「中期的にはインフレの下振れリスクをより重視」
「求人件数の減少により、求人数は大幅に減少した」

24日23:06 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼主任エコノミスト
「インフレ目標達成はほぼ完了していることに十分な自信」
「サービスインフレはまだ道のりが遠い」

24日23:24 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「英国経済はやや緩んできている」
「労働市場の減速が始まっている」

25日01:50 イラン政府
「国際的な枠組みに基づいて問題を解決する用意がある」
「我々は、国際法の下で公正かつ合理的な合意を求める」 
「イスラエルが国際的な枠組みに基づいて抑制されることを望む」

25日01:54 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「経済成長は今年鈍化する見込み」
「雇用市場は堅調に推移する見込み」
「関税の影響と同様に、不確実性も経済パフォーマンスにとって重要」
「不確実性が解消されれば、経済は活性化するだろう」

※時間は日本時間

(中村)
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