10日香港株=買い先行か、中国の主要経済指標発表控え様子見ムードも

 10日の香港市場は前日のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、買い先行で始まるか。9日に公表された6月17-18日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、トランプ関税による物価上昇懸念が示された一方、多くのメンバーが年内の利下げを支持しているとされ、一部のメンバーはデータ次第で7月FOMCでの利下げを検討する可能性があるとされた。

 ただ、中国では来週前半にかけて金融統計や物価統計、国内総生産(GDP)など主要経済指標の発表が控えており、結果を見極めようと様子見ムードが広がる可能性もありそうだ。

 9日のNY株式相場で主要3指数はそろって上昇。トランプ関税による貿易摩擦が引き続き懸念材料となったものの、米国債利回りの低下が追い風となる中、人工知能(AI)普及による業績好調期待を背景にエヌビディアなどのAI関連株が上昇し相場をけん引した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)やテンセント(00700)が香港終値を上回って引けた半面、美団(03690)やアリババ集団(09988)が下回って引けた。
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