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欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 4日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では148.42円と20時時点(148.26円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。8月ADP全国雇用者数が+5.4万人と予想を下回り、米10年債利回りが4.16%台まで低下したことで、148.07円前後まで弱含みに推移した。ただ、148円大台割れを試す動きには持っていけず底堅さを示すと、148.53円まで上値を伸ばした。
 8月のチャレンジャー人員削減予定数は85979人(前年比+13.3%)で、7月の62075人(前年比+139.8%)から増加し、ADP全国雇用者数は5.4万人で、7月の10.6万人(修正値)から減少した。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.1646ドルと20時時点(1.1652ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ドル買いがやや優勢となる中、一時1.1630ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では172.85円と20時時点(172.76円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が強含み、ユーロドルが弱含みに推移したことで、172円台後半で高止まりした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.80円 - 148.53円
ユーロドル:1.1630ドル - 1.1669ドル
ユーロ円:172.46円 - 172.93円

(山下)
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