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東京外国為替市場概況・12時 ドル円、戻り一服

 11日の東京外国為替市場でドル円は戻りが一服。12時時点では147.46円とニューヨーク市場の終値(147.46円)とほぼ同水準だった。早朝の下押し水準からの持ち直しはNY終値付近まででいったん落ち着いた。今晩に注目の8月米消費者物価指数(CPI)発表を控えるなか明確な方向感が出にくく、147円前半から半ばの限られた値幅で推移した。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.1696ドルとニューヨーク市場の終値(1.1695ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りは、NY引けの水準を小幅に上回って時間外取引の動意を再開したが4.05%付近で頭打ち。ユーロドルはわずかながらユーロ高・ドル安方向へ揺り戻されるもNY終値付近へ収れんするような状態で、特筆するような動きではなかった。

 ユーロ円は12時時点では172.49円とニューヨーク市場の終値(172.46円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円もユーロドルも動きが限られ、ユーロ円はNY終値を挟んだ限定的なレンジの上下にとどまった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.28円 - 147.48円
ユーロドル:1.1693ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:172.36円 - 172.52円

(関口)
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