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ニューヨーク外国為替市場概況・7日 ドル円、4日続伸

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続伸。終値は151.90円と前営業日NY終値(150.35円)と比べて1円55銭程度のドル高水準だった。自民党の新総裁に財政拡張や金融緩和を志向するとされる高市早苗氏が就任したことで、日銀による早期利上げ観測が後退。この日も円売り・ドル買いが続いた。目先レジスタンスとして意識されていた8月1日の高値150.92円や3月28日の高値151.21円を上抜けると弾みが付き、上値を試す展開となった。取引終盤には、まとまった規模のオプションが観測されていた152.00円を突破し、一時152.04円と2月19日以来の高値まで値を上げた。
 市場では「円を調達通貨とするキャリー取引が復活し、レバレッジをかけた新たな円売りの圧力が強まっている」との声が聞かれた。

 ユーロドルは続落。終値は1.1657ドルと前営業日NY終値(1.1711ドル)と比べて0.0054ドル程度のユーロ安水準だった。フランスの政治情勢を巡る不透明感からユーロ売り・ドル買いが先行すると、21時前に一時1.1654ドルまで値を下げたものの、売り一巡後は1.1681ドル付近まで下げ渋った。
 ただ、そのあとはドル円の急伸をきっかけに、ユーロに対してもドル買いが優勢に。4時30分過ぎには一時1.1648ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は3日続伸。終値は177.07円と前営業日NY終値(176.07円)と比べて1円程度のユーロ高水準。4日投開票の自民党総裁選では、金融緩和を維持し、景気刺激策を打ち出すとみられる高市氏が選出された。市場では「日本の財政悪化懸念に加えて、日銀が利上げを先送りするとの観測が高まった」との声が聞かれ、円独歩安の展開となった。5時30分前には一時177.15円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。
 また、ポンド円は一時204.07円、豪ドル円は100.05円、NZドル円は88.14円、カナダドル円は108.96円、スイスフラン円は190.37円、メキシコペソ円は8.26円まで値を上げた。

本日の参考レンジ
ドル円:150.24円 - 152.04円
ユーロドル:1.1648ドル - 1.1716ドル
ユーロ円:175.79円 - 177.15円

(中村)
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