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ニューヨーク外国為替市場概況・8日 ドル円、5日続伸

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は5日続伸。終値は152.69円と前営業日NY終値(151.90円)と比べて79銭程度のドル高水準だった。自民党の高市早苗新総裁が志向する積極財政や金融緩和を背景とした財政悪化懸念や日銀の早期利上げ観測後退を手掛かりに、この日も円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。欧州市場序盤には一時153.00円と2月14日以来約8カ月ぶりの高値を更新した。市場では「ヘッジファンドが円の下落を見込んだオプションの購入を拡大しているほか、実需のドル需要が旺盛だ」との声が聞かれた。
 前週末終値(147.47円)と比べて5円超の円安・ドル高が進んだことから、NY市場に入ると利食い売りやポジション調整の売りなどが先行したものの、下押しは152.38円付近にとどまった。3時過ぎには152.95円付近まで持ち直している。

 ユーロドルは3日続落。終値は1.1628ドルと前営業日NY終値(1.1657ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ安水準だった。フランスでの政治や財政悪化に対する警戒感がやや後退する中、22時30分前には1.1645ドル付近まで下げ渋ったものの、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。米長期金利が上昇に転じたことなども相場の重しとなり、1時30分過ぎには一時1.1599ドルと8月27日以来の安値を更新した。

 ユーロ円は4日続伸。終値は177.57円と前営業日NY終値(177.07円)と比べて50銭程度のユーロ高水準。高市総裁就任以降、日本の財政が悪化するとともに日銀が利上げをしづらくなるとの見方から円売りが出やすい地合いが継続。20時前には一時177.86円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。
 そのあとは利益確定目的の売りが出て177.19円付近まで下押ししたものの、5時過ぎには177.63円付近まで持ち直すなど、底堅い動きとなった。

本日の参考レンジ
ドル円:151.74円 - 153.00円
ユーロドル:1.1599ドル - 1.1661ドル
ユーロ円:176.90円 - 177.86円


(中村)
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