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ニューヨーク外国為替市場概況・9日 ドル円、1年ぶり高値

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続伸。終値は157.89円と前営業日NY終値(156.87円)と比べて1円02銭程度のドル高水準だった。米労働省が発表した12月米雇用統計で非農業部門雇用者数が5.0万人増と予想の7.0万人増を下回り、過去2カ月分の数値が下方修正されると、全般ドル売りが先行。23時過ぎに一時157.37円付近まで下押しした。
 ただ、「高市首相は23日召集予定の通常国会冒頭で衆院解散を検討」「衆院選は2月上中旬に実施される公算が大きい」との報道が伝わると、日経平均先物の上昇とともに全般円売りが優勢に。0時30分前に一時158.18円と昨年1月以来約1年ぶりの高値を更新した。
 高い支持率を維持している高市政権が衆院選で過半数を獲得した場合、「積極財政が実現しやすくなる」との観測が高まり円売りを誘ったようだ。また、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1780円高の5万3860円まで急騰。市場では「自民党が少数与党を脱するシナリオが意識され、週明けも日本株は国内投資家が買い上がる展開が予想される」との声が聞かれた。

 ユーロドルは4日続落。終値は1.1637ドルと前営業日NY終値(1.1660ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。米雇用者数の下振れを受けて一時1.1660ドル付近まで持ち直す場面もあったが、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。米連邦最高裁が「本日はトランプ関税に関する判断を下さない」と発表すると、市場はドル買いで反応。0時30分前に一時1.1618ドルと昨年12月9日以来1カ月ぶりの安値を付けた。

 ユーロ円は6営業日ぶりに反発。終値は183.75円と前営業日NY終値(182.91円)と比べて84銭程度のユーロ高水準。23時前に一時183.35円付近まで下押ししたものの、「高市首相が衆院解散を検討」と伝わると全般円安が進んだ。日米株価指数の上昇も相場の支援材料となり、1時30分過ぎに183.96円と日通し高値を更新した。

本日の参考レンジ
ドル円:156.78円 - 158.18円
ユーロドル:1.1618ドル - 1.1662ドル
ユーロ円:182.71円 - 183.96円

(中村)
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