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NY為替見通し=ドル円、中東関連で新規材料出なければ値動き鈍いか

 本日のNYタイムで予定されている経済指標は、米MBA住宅ローン申請指数や5月米リッチモンド連銀製造業指数程度で、指標結果がドル円の動意につながる可能性は低い。中東関連で新たな情報が伝わらなければ、値動きは限定的になるだろう。

 米・イランの平和協議に関しては一部で「合意間近」と伝わる一方で、戦闘終結に向けた双方の要求にはまだ隔たりがあり、なかなか進展が見られてないのが現状である。やはりホルムズ海峡の支配やイランの濃縮ウランの保有問題などで突破口を見いだせていないもよう。世界中がエネルギー不足を招いたこの戦争を終わらせることを望んでいるが、こう着状態が続いている。トランプ米大統領に対しては、戦争終結への出口戦略を求める政治・経済的圧力が強まっている。そのために要求を一部緩和し、重要課題を未解決のままとする妥協に応じる可能性はある。

 ドル円は159円前半で底堅い動きとなっている。中長期的な円安トレンドが続いていることや、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の引き締め的な政策に思惑が広がっていることもドルの支えとなり、ドル円の下値は堅い。一方で、4月末の日本当局の円買い介入により、市場では160円が日本の「防衛ライン」と改めて意識されており、159円台では積極的な上値追いの動きにはなりにくい。

・想定レンジ上限
 ドル円、4月29日安値159.52円や心理的節目の160円が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円、日足一目均衡表・転換線158.84円や15日安値158.30円が下値めど。

(金)
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