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NY株見通し- 小動きか 5月ADP雇用データと地政学リスクに注目

 今晩は小動きか。

 前日の2日のNY株式相場は続伸し、主要3指数がそろって終値での史上最高値を更新した。ダウ平均は228.91ドル高(+0.45%)、ナスダック総合は0.03%高で終了した。中東・イラン情勢の緊迫化で原油価格が上昇したものの、米10年債利回りが4.45%台へ低下したことが投資家心理を支えた。アルファベットが増資発表により大幅下落したことは重しとなったが、旺盛なAI投資需要を背景に主要半導体銘柄などが急騰し相場を押し上げた。ダウ平均は5営業日連続、ナスダックは6営業日連続で最高値を更新した。

 今晩のNY市場は、重要指標の発表や地政学リスクをにらみ方向感を欠く展開か。経済指標では、週末の雇用統計の前哨戦となる5月ADP民間雇用者数のほか、5月ISM非製造業PMIが発表され、景気動向を見極める材料となる。また、米軍がイランのミサイルを迎撃したとの報道を受けて地政学リスクへの懸念が再燃する可能性がある。主要3指数は連日で史上最高値を更新しているが、市場では「夏枯れ」による一服感や利益確定売りを警戒する見方もあり、上値の重い展開となりそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントは5月ADP民間部門雇用者数、5月ISM非製造業PMI、 5月S&Pグローバル サービス業PMI確定値、4月製造業新規受注、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など。企業決算は寄り前にメドトロニック、引け後にクラウドストライク、ブロードコムなどが発表予定。
(執筆:6月3日、14:00)
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