ニューヨーク外国為替市場概況・20日 ユーロドル、反落

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 20日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反落。終値は1.1857ドルと前営業日NY終値(1.1875ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。21時過ぎに一時1.1878ドル付近まで買い戻される場面もあったが、アジア時間に付けた日通し高値1.1891ドルを前に買いの勢いは後退。ユーロクロスの下落につれた売りが出たほか、ダウ平均が一時250ドル超下落したことを受けて、リスク・オフのドル買いが入ると1.1850ドルと日通し安値を付けた。なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は「景気回復のためには、断固たる措置が必要」などと述べたが、目立った反応は見られなかった。

 ポンドは堅調だった。英国と欧州連合(EU)の将来関係を巡る交渉について、フォンデアライエン欧州委員長は記者会見で「一致できていない部分も残っているが、ここ数日で良い進展が見られた」などと発言。英EU交渉の合意期待からポンド買いが進み、ポンドドルは一時1.3297ドルと日通し高値を付けた。また、ポンド円は一時138.06円、ユーロポンドは0.8918ポンドまでポンド高に振れた。

 ドル円は7営業日ぶりに反発。終値は103.86円と前営業日NY終値(103.74円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。本日は米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたことから、相場は方向感が出なかった。今日1日の値幅は21銭程度で、NY時間に限れば16銭程度と非常に小さかった。
 なお、エバンス米シカゴ連銀総裁は新型コロナウイルス対策として導入された緊急支援プログラムの一部をムニューシン米財務長官が年内で打ち切ると判断したことについて「失望した」と表明。一方、ムニューシン米財務長官は「中小企業が必要としているのは融資ではなく返済義務のない補助金だ」などと述べ、緊急支援プログラムの一部打ち切りに理解を求めた。株式市場では財務省と米連邦準備理事会(FRB)の関係が不安視されて下落要因となったが、為替市場では目立った反応は見られなかった。

 ユーロ円は小反落。終値は123.16円と前営業日NY終値(123.19円)と比べて3銭程度のユーロ安水準。ユーロドルや他のユーロクロスの下落につれた売りが出て一時123.01円と本日安値を付けた。
 南アフリカランド円は上値が重かった。1時30分過ぎに一時6.79円と日通し高値を付けたものの、その後失速。米国株安に加えて、格付け会社フィッチとムーディーズが同国格付けを引き下げたことが相場の重しとなり一時6.71円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。

本日の参考レンジ
ドル円:103.70円 - 103.91円
ユーロドル:1.1850ドル - 1.1891ドル
ユーロ円:123.01円 - 123.48円

(中村)

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