株式明日の戦略-2週連続の4桁上昇、来週は年初来高値を更新できるかが焦点に

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 10日の日経平均は大幅反発し終値は373円高の30381円。

 日経平均は300円を超える上昇で高値引け。今週はほぼ押し目なしの上昇となっており、きょうの高値30381円が週の高値にもなった。3万円はあっさり超えてきたため、現状水準を維持しているだけでも、売り方の投げが入りやすい環境。ここからは自民党の総裁選が本格化して、新リーダーが決まった後には衆議院選挙が控えている。低支持率の政権下で行う選挙は市場のリスク要因だが、支持率がそこそこあって政権与党の優位は動かないという状況であれば、選挙は買い材料となる。足元の株価の上昇は期待先行のようにも見えるが、選挙が終わるまではその期待がはく落するような要素も少ない。これだけ値動きが変わってくれば、新規の顧客やスリープ顧客の資金流入も期待できるし、海外投資家も日本株をスルーできなくなる。来週は年初来高値(30714円:ザラ場、30467円:終値)を更新できるかが焦点の一つになるが、更新しても天井感は出てこないと思われる。強気で臨む局面だ。


【来週の見通し】
 堅調か。週末の17日が自民党総裁選の告示日となるため、来週も候補者に関するニュースなどを材料に、買える銘柄探しの動きが活発となる状況が続くだろう。短期間で急伸した反動は出てくるかもしれないが、押し目があれば上昇に乗り遅れた投資家からの買いが入ると思われる。グローバル市場は翌週21日~22日に控えたFOMCを前に、様子見姿勢が強まる可能性が高い。ただ、米国の年内テーパリングについては織り込みも進んでいる。米国の長期金利も比較的落ち着いており、9月のFOMCが波乱を呼ぶとの見方はそれほど強くはない。海外市場の安定を下支えに、国内では楽観ムードの強い地合いが維持されると予想する。


【今週を振り返る】 
 大幅高となった。日経平均は前の週に1500円近く上昇した流れを受け継ぎ、政策期待を背景に上を試す流れが続いた。米8月雇用統計は市場予想を大きく下回る内容となったが、ネガティブサプライズはなしと受け止められ、週明けから500円を越える大幅上昇。翌7日の取引時間中に3万円の大台に乗せると、8日には終値でも3万円を上回った。8日まで8日続伸となる中で、7営業日が3桁の上昇となった。9日は上昇一服となったが、10日は米国株安を受けても大幅高となり、週末値では30300円台まで上昇。下値模索が続いていたソフトバンクGが鋭角的に切り返すといった動きも見られ、リスク選好ムードが強まった。週間では約1253円の上昇となり、2週連続の4桁上昇。週足では3週連続で陽線を形成した。

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