NY為替見通し=昨年感謝祭のドル円NYレンジは10銭、ECB・BOE両総裁講演には注目

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 本日は米国が感謝祭で休場なこともあり、NY時間は動意薄になると予想される。米国の国民が一番移動する季節は、クリスマスでも元旦でもなく感謝祭になっている。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により移動者が極端に少なかったが、運輸保安局(TSA)の発表によると19日から28日の間で、空港での保安検査数が約2000万人に上り、コロナ前の水準を取り戻しつつある。この期間中は休暇を取っている市場参加者も多いことで、本日市場が動くことを期待するのは難しそうだ。なお、昨年のNY時間のドル円レンジは僅か10銭だった。

 このような環境下で大きな動きを期待するのは難しいが、動く可能性を見出すとすれば日本時間22時半から予定されているラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の講演と、日本時間翌26日2時半に予定されているベイリー英中銀(BOE)総裁の講演になるか。ECB総裁に関しては。ここ最近はブレがなく、インフレ低下には時間はかかるとしているが、早期な利上げには否定的な態度を崩していない。その一方で、BOE総裁は前回の金融政策委員会(MPC)で政策金利の据え置き決定に賛成したが、発言はMPC前も後もタカ派よりの発言が目立つ。市場では言動と行動の不一致が指摘されるなど、BOE総裁の発言はブレることも多く、ポンドは神経質に動きそうだ。なお、昨年の感謝祭も英・欧州連合(EU)間の自由貿易協定(FTA)交渉の行き詰まりでポンドの動きが大きくなった。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、売りオーダーが観測される節目の116.00円。
 ユーロポンドの上値めどは、16日安値0.8427ポンド。

・想定レンジ下限
 ドル円の昨日安値114.83円。
 ユーロポンドの下値めどは、17-24日の間に下攻めするも割り込めない0.8380ポンド。

(松井)

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