NY為替見通し=米12月小売売上高や鉱工業生産のネガティブサプライズに要警戒か

印刷
 本日のNY為替市場のドル円は、ニューヨーク株式市場や債券市場の動向を注視しながら、米12月小売売上高や鉱工業生産を見極める展開となる。

 ドル円のテクニカル分析では、上昇トレンドの途上に出現する「拡大三角形」の様相を呈し始めている。すなわち、高値の上辺は114.70円、115.52円、116.35円と上昇基調にあり、安値の下辺は、112.73円、112.53円と下降基調にあり、一目均衡表・雲の上限の113.63円を割り込んだ場合、下限113.17円を下抜けて112円台半ばへの下落もあり得ることになる。

 米12月の小売売上高の予想は前月比横ばい、自動車を除くは前月比+0.2%、鉱工業生産指数の予想は前月比+0.3%、設備稼働率の予想は77.0%、1月の消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)の予想は70.0となっている。米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ開始観測を受けて、ニューヨーク株式や債券市場が軟調に推移し、ドルも下落するという米国のトリプル安となっていることで、ネガティブサプライズに要警戒となる。

 ウクライナ情勢に関しては、10日の米国とロシアの「戦略的安定性に関する対話」、12日の北大西洋条約機構(NATO)とロシアのNATOロシア理事会、13日は米露や欧州諸国が加盟する全欧安保協力機構(OSCE)での協議が開催されたことで、引き続き関連ヘッドラインに要警戒となる。
 カーペンター米大使は「戦争の兆しは強まっており、発言もかなり厳しくなっている」と述べ、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は「軍事侵攻の脅威は高い。今後の会談日程は決まっておらず、同盟国などと協議する必要がある」と述べている。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値の目処(めど)は、一目・基準線の114.75円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値の目処(めど)は、一目・雲の下限の113.17円。


(山下)

関連ニュース

最新ニュース

ニュース一覧を見る ≫
アクセスランキング
ご意見BOX ×
当ウェブサービスの問題点や提供してほしい情報など、トレーダーズウェブFXへのご意見・ご要望を、お気軽にお寄せください。
年齢 ※半角数字
性別 男性  女性
ご意見・ご要望 ※250文字以内
※ご意見BOXでは「ご質問」や「問い合わせ」には対応しておりません。御用のお客様は「お問い合わせ」フォームをご利用ください。
トップ