ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ドル円、ほぼ横ばい

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 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円はほぼ横ばい。終値は114.19円と前営業日NY終値(114.20円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。12月米小売売上高が予想を大幅に下回ったことが分かると、円買い・ドル売りが先行。23時前に一時113.49円と昨年12月20日以来の安値を付けた。
 ただ、米国株相場が軟調に推移すると、対欧州・オセアニア通貨中心にリスク・オフのドル買いが優勢となったためドル円も徐々に下値が堅くなった。米金融政策の正常化が前倒しされるとの見方が根強い中、米10年債利回りが1.79%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、6時30分前に一時114.27円と日通し高値を更新した。
 なお、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁はこの日、「利上げ決定に近づきつつある」としながらも、「利上げのタイミングやペースはデータ次第」として具体的な時期には言及しなかった。バランスシートに関しては「米連邦公開市場委員会(FOMC)による決定はまだ行われていない」と述べた。

 ユーロドルは4日ぶりに反落。終値は1.1411ドルと前営業日NY終値(1.1455ドル)と比べて0.0044ドル程度のユーロ安水準だった。アジア時間に一時1.1483ドルと昨年11月11日以来約2カ月ぶりの高値を付けた反動で、持ち高調整の売りが先行。米国株価の下落を背景にリスク・オフのドル買いも強まり、一時1.1399ドルと日通し安値を更新した。この日発表の米小売指標は低調な内容だったが、米金融政策の正常化が想定より速いペースで進むとの警戒は根強く、米長期金利の上昇とドル買いを促した。市場では「米国の3連休を控えてポジション調整目的のユーロ売り・ドル買いが出た」との声も聞かれた。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時95.27まで上昇した。

 ユーロ円は続落。終値は130.35円と前営業日NY終値(130.80円)と比べて45銭程度のユーロ安水準。欧州株相場や時間外のダウ先物の下落を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まると、円買い・ユーロ売りが先行。23時前に一時129.78円と日通し安値を更新した。ただ、ドル円の持ち直しにつれた円売り・ユーロ買いが出ると130.42円付近まで下値を切り上げた。

本日の参考レンジ
ドル円:113.49円 - 114.27円
ユーロドル:1.1399ドル - 1.1483ドル
ユーロ円:129.78円 - 130.86円

(中村)

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