東京マーケットダイジェスト・13日 円安・株失速

(13日15時時点)
ドル円:1ドル=151.77円(前営業日NY終値比△0.25円)
ユーロ円:1ユーロ=162.18円(△0.25円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0685ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:32585.11円(前営業日比△17.00円)
東証株価指数(TOPIX):2336.62(▲0.10)
債券先物12月物:144.38円(▲0.16円)
新発10年物国債利回り:0.875%(△0.025%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01200%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)     <発表値>     <前回発表値>
10月企業物価指数
前月比             ▲0.4%    ▲0.2%・改
前年比              0.8%     2.2%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。週明け早朝のオセアニア市場で151.37円まで下押ししたものの、日米金融政策の方向性の違いから円先安観を期待する声は根強く、一巡後は買い戻しが優勢に。政府・日銀による介入警戒感もあるなかで緩やかに下値を切り上げ、10月31日高値の151.72円を上抜けて151.79円と年初来高値を更新した。

・ユーロ円は強含み。東京市場では円が全面安となり、ユーロ円は一時162.20円と15年ぶりの高値を更新した。また、ポンド円は185.66円、豪ドル円は96.61円まで上値を伸ばした。

・ユーロドルはこう着。円絡みの取引が中心となったことでユーロドルは1.06ドル台後半での狭いレンジ取引となった。

・日経平均株価は小反発。先週末の米国株高を好感した買いが先行し、指数は一時300円超上昇した。ただ、一巡後は利食い売りや戻り売りに押される形で下げに転じる場面もあった。

・債券先物相場は続落。先週末の米国債券相場が下落した影響から売りが優勢となり、一時144.18円まで下落した。もっとも、引けにかけては調整が入るなど下げ幅を縮めた。


(越後)
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