東京外国為替市場概況・17時 ドル円 やや伸び悩み

 1日午後の東京外国為替市場でドル円はやや伸び悩み。17時時点では157.88円と15時時点(157.91円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。東京午前からの底堅さが継続されて、16時過ぎには157.99円までじり高となった。もっとも節目158円に届かず、その後は持ち高調整の売りに押された。大きく動いた先月29日レンジで、下値からの61.8%戻しが158.02円であり、同水準も上値めどとして意識されたか。

 ユーロドルは下げ渋り。17時時点では1.0661ドルと15時時点(1.0655ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。上値重いまま16時前には1.0650ドルまで日通し安値を更新した。もっとも、フランスやドイツなど欧州主要国がレーバーデーで休場のため動意は高まらず、一巡後は1.0660ドル台まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は上昇一服。17時時点では168.35円と15時時点(168.29円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が上値を試したタイミングで168.42円まで上昇した。その後も本日高値圏で推移していたものの、ドル円が緩むとともに上げ幅を若干縮めた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.66円 - 157.99円
ユーロドル:1.0650ドル - 1.0673ドル
ユーロ円:168.14円 - 168.42円



(小針)
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