東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇一巡

 2日の東京外国為替市場でドル円は上昇一巡。12時時点では155.82円とニューヨーク市場の終値(154.57円)と比べて1円25銭程度のドル高水準だった。日経平均株価がプラスへ転じるなか、156.28円まで上昇が進んだ。ただ、時間外取引の米10年債利回りが4.64%手前から4.62%割れへ低下したこともあってか上昇も一服。155円後半へ下押した。

 ユーロ円も上昇一服。12時時点では167.03円とニューヨーク市場の終値(165.58円)と比べて1円45銭程度のユーロ高水準だった。NY終盤に164円付近へ下振れてからの反発が167.39円まで進んだ。ポンド円も一時195.76円、豪ドル円は102.05円まで上昇。NZドル円は92.57円までじり高となった。ドル円が155円後半へ下押すなか、クロス円も円売りの勢いを次第に落ち着かせた。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0719ドルとニューヨーク市場の終値(1.0712ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。NY終値をやや上回る水準へ戻して推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.25円 - 156.28円
ユーロドル:1.0707ドル - 1.0721ドル
ユーロ円:165.25円 - 167.39円

(関口)
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