東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 6日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では153.92円と12時時点(153.76円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。東京勢が不在にも関わらず、日本企業による買収案件に絡んだ円売りの思惑などから、一時154.01円まで上値を伸ばしたものの、154.00円の本日のNYカットオプションが上昇を抑えた。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.0761ドルと12時時点(1.0765ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。円絡みの相場展開の中、9日のNYカットオプション(1.0760ドル・1.0770ドル)が値動きを抑制した。

 ユーロ円は強含み。15時時点では165.63円と12時時点(165.52円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円主導の円売りで、一時165.75円まで上値を伸ばした。

 クロス円も強含み。豪ドル円は101.87円、NZドル円は92.44円、ポンド円は193.19円、加ドル円は112.54円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.78円 - 154.01円 
ユーロドル:1.0751ドル - 1.0775ドル 
ユーロ円:164.36円 - 165.75円



(山下)
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