豪ドル/ドル 下振れにも一応警戒、0.65ドル半ばの買いは下落の勢い緩和するか

 豪ドル/ドルは大きめなオプション(OP)が置かれている0.6630ドル前後のレンジに重さが感じられる。同OPを上回ったところから割り込む水準へ下押した。

 下値0.6600ドルにもOPがあり支えが期待されるものの、同水準には買いとともにストップロスの売りもあるため下振れも警戒しておきたい。ただ、0.6560ドル・0.6550ドルに並ぶ買いが下落の勢いを緩和すると考えられる。

 なおこの後13時30分には豪準備銀行(RBA)が政策金利を発表する。金利は4.35%で据え置きが大方の予想。ただし、直近のインフレデータ上振れを受けて、タカ派的な声明への警戒感が高まっているもよう。

(関口)
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