欧州外国為替市場概況・20時　ユーロ円、買い一服

　4日の欧州外国為替市場でユーロ円は買い一服。20時時点では164.74円と、17時時点（164.68円）と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。19時前に164.86円まで上値を伸ばした後は、持ち高調整の売りに押されて164.71円前後まで伸び悩んだ。一方、オセアニア通貨のクロス円は堅調地合いが続き、豪ドル円は100.32円、NZドル円は91.71円まで値を上げた。

　ユーロドルも上昇一巡。20時時点では1.0859ドルと17時時点（1.0857ドル）と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.36％付近で戻りを鈍らせた一方、独10年債利回りが2.36％台を下限に2.38％前後で戻りを試すなか1.0866ドルまで上値を広げた。ただ、底堅さは維持しつつも次第に上昇の勢いを落ち着かせた。

　ドル円は本日高値圏でもみ合い。20時時点では151.70円と17時時点（151.69円）と比べて1銭程度のドル高水準だった。底堅いが、依然として本日ここまでのレンジは22pipsと狭いまま。


本日これまでの参考レンジ
ドル円：151.54円　-　151.76円
ユーロドル：1.0833ドル　-　1.0866ドル
ユーロ円：164.25円　-　164.86円

（関口）