ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロ円、下押し

 15日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は下押し。4時時点では163.84円と2時時点(164.11円)と比べて27銭程度のユーロ安水準だった。イスラエルがイラン反撃へとの報道が伝わり、中東情勢への懸念が再燃。一時400ドル以上の上昇となっていたダウ平均が290ドル以上も下落したことでリスク回避の円買いが強まった。ユーロ円は一時163.80円付近へ下押した。

 ドル円はじり安。4時時点では154.20円と2時時点(154.30円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。クロス円の円高推移をにらみ、154.10円台へ下押した。

 ユーロドルもさえない。4時時点では1.0625ドルと2時時点(1.0636ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下落に引っ張られ、1.0623ドル前後と、0時前後につけた本日安値1.0622ドルに接近した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.98円 - 154.45円
ユーロドル:1.0622ドル - 1.0665ドル
ユーロ円:162.71円 - 164.44円

(関口)
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