ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値重い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では155.45円と2時時点(155.63円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。米30年債入札後に米10年債利回りが低下幅を拡大するにつれて売りが進行。一時155.43円付近まで下押ししている。

 ユーロドルは高値圏で推移。4時時点では1.0781ドルと2時時点(1.0776ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴う買いが入り、一時1.0783ドルと日通し高値を付けた。もっとも、足もとで1.07ドル台後半で抑えられ続けていることもあり、一段高という展開にもなっていない。

 ユーロ円は4時時点では167.59円と2時時点(167.70円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれ安となっている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:155.17円 - 155.95円
ユーロドル:1.0724ドル - 1.0783ドル
ユーロ円:166.75円 - 167.75円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。