東京外国為替市場概況・17時 ドル円、堅調

 10日午後の東京外国為替市場でドル円は堅調。17時時点では155.69円と15時時点(155.62円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。欧州入り後も堅調地合いを維持し155.78円まで買われ、東京午前に付けた日通し高値を僅かに上抜けた。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.0780ドルと15時時点(1.0776ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。欧州入り後に1.0772ドルまで弱含む場面もあったが下押しも限られた。これまでのレンジは14Pipsしかなく、狭い値幅で小動き。

 ユーロ円は強含み。17時時点では167.84円と15時時点(167.69円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。欧州株式市場は全面高、米株指数先物も堅調な動きを見せていることもあり、クロス円は強含んだ。ユーロ円は167.96円まで上値を広げたほか、ポンド円は195.32円、豪ドル円は4月29日の円買い介入以来となる103.03円まで上昇した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.27円-155.78円 
ユーロドル:1.0772ドル-1.0786ドル 
ユーロ円:167.42円-167.96円


(松井)
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