東京マーケットダイジェスト・30日 円もみ合い・株安

(30日15時時点)
ドル円:1ドル=149.64円(前営業日NY終値比▲0.02円)
ユーロ円:1ユーロ=158.04円(▲0.09円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0561ドル(▲0.0004ドル)
日経平均株価:30696.96円(前営業日比▲294.73円)
東証株価指数(TOPIX):2231.24(▲23.41)
債券先物12月物:144.24円(▲0.18円)
新発10年物国債利回り:0.890%(△0.020%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01200%(▲0.03600%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
特になし

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。時間外の米10年債利回りが上昇して始まったほか、本日は5・10日(ゴトー日)ということもあり仲値にかけたドル買い需要も意識されて一時149.82円まで値を上げた。ただ、本邦長期金利が上昇したほか、午後に入って日経平均株価が450円超下落したことも重しとなり149.50円台まで押し戻された。

・ユーロ円は方向感がない。序盤はドル円の上昇につれて158.24円まで上げたが、日本株の下落でリスク回避の売りが強まると157.91円まで失速した。一方で、先週末安値の157.89円がサポートして意識されるなど、下値も限られた。

・ユーロドルは小動き。週明けの東京市場ではほとんど動意はなく、1.0560ドルを挟んでこう着した。なお、29日から欧州市場は冬時間に入ったため、本日から株式・債券相場の開始や経済指標の発表は1時間遅くなる。

・日経平均株価は反落。先週末の米国株式相場が軟調に推移したほか、中東情勢の悪化を嫌気して週明けの東京市場は売りが優勢となった。後場には下げ幅を一時450円超安まで広げた。もっとも、引けにかけては押し目が入り下げ渋った。

・債券先物相場は反落。日銀金融政策決定会合での緩和修正への思惑から売りが強まり、一時144.24円まで下落した。なお、新発10年物国債利回りは一時0.890%と2013年7月以来の高水準を付けた。


(越後)
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