予想とまとめ
今日の予想
今週の予想はこちら今日のイベントスケジュール
15日
(時間は日本時間)
国内
08:50 | ◇ | 12月マネーストックM2 |
海外
12:15 | ◎ | レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演 |
16:00 | ◇ | 12月独卸売物価指数(WPI) |
16:00 | ◎ | 12月英消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.4%/前年比2.6%) |
16:00 | ◎ | 12月英CPIコア指数(予想:前年比3.4%) |
16:00 | ◇ | 12月英小売物価指数(RPI、予想:前月比0.7%/前年比3.8%) |
16:45 | ◇ | 12月仏CPI改定値(予想:前月比0.2%/前年比1.3%) |
17:00 | ◎ | デギンドスECB副総裁、講演 |
17:30 | ◎ | ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演 |
17:35 | ◎ | ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演 |
19:00 | ◎ | 11月ユーロ圏鉱工業生産(予想:前月比0.3%/前年比▲1.9%) |
21:00 | ◇ | MBA住宅ローン申請指数 |
22:30 | ◇ | 11月カナダ製造業出荷(予想:前月比0.5%) |
22:30 | ◇ | 11月カナダ卸売売上高(予想:前月比▲0.7%) |
22:30 | ◎ | 1月米ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:3.0) |
22:30 | ☆ | 12月米CPI(予想:前月比0.3%/前年比2.9%) |
☆ | エネルギーと食品を除くコア指数(予想:前月比0.2%/前年比3.3%) | |
23:20 | ◎ | バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演 |
24:00 | ◎ | カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、質疑応答 |
16日
00:30 | ◇ | EIA週間在庫統計 |
01:00 | ◎ | ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演 |
01:00 | ◎ | 12月ロシアCPI(予想:前月比1.6%) |
02:00 | ◎ | グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演 |
04:00 | ◎ | 米地区連銀経済報告(ベージュブック) |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
ドル円
レジスタンス2 | 159.45(2024/7/12高値) |
---|---|
レジスタンス1 | 158.87(1/10高値) |
前日終値 | 157.96 |
サポート1 | 157.12(1/14安値) |
サポート2 | 156.24(1/6安値) |
ユーロドル
レジスタンス2 | 1.0458(2024/12/30) |
---|---|
レジスタンス1 | 1.0359(日足一目均衡表・基準線) |
前日終値 | 1.0308 |
サポート1 | 1.0239(1/14安値) |
サポート2 | 1.0000(心理的節目) |
ポンド円
レジスタンス2 | 194.78(1/10高値) |
---|---|
レジスタンス1 | 193.95(日足一目均衡表・雲の上限) |
前日終値 | 192.95 |
サポート1 | 191.50(1/14安値) |
サポート2 | 190.08(1/13安値) |
NZドル円
レジスタンス2 | 89.74(日足一目均衡表・雲の上限) |
---|---|
レジスタンス1 | 88.97(日足一目均衡表・雲の下限) |
前日終値 | 88.52 |
サポート1 | 87.86(1/14安値) |
サポート2 | 87.06(1/13安値) |
本日の日経平均株価は、4451円(▲12.4%)下げて、ブラックマンデーの時の下落幅を上回っており、NYダウへの警戒感が高まっている。
ドル円は、7月の米雇用統計のネガティブサプライズを受けて、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利下げ開始確率が高まっていることなどで、141円台まで下落している。
ドル円のテクニカル分析では、2023年1月16日の安値127.23円からの中期支持線(※本日は148.49円)を割り込んでいることで、140円を割り込む可能性が高まっている。
また、6月調査の日銀短観での2024年度上半期の想定為替レートが145円付近であることで、145円割れでは、本邦輸出企業からのドル売り圧力が強まり、輸出企業の企業業績への警戒感から日本株の売り圧力が強まる可能性に警戒しておきたい。
本日は、ニューヨーク株式市場の動向に注視しながら、7月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数を見極め、米7月雇用統計に対するグールズビー米シカゴ連銀総裁やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁の見解に注目する展開が予想される。
7月米ISM非製造業指数は51.0と予想されており、6月の48.8からの改善が見込まれている。7月米ISM製造業指数は、46.8と発表されており、国内総生産(GDP)に換算した場合、年率▲1.2%となるとのことで、ISM非製造業指数ではネガティブサプライズに警戒しておきたい。
7月の米雇用統計のネガティブサプライズを受けて、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利下げ開始確率が70%台まで上昇している。
グールズビー米シカゴ連銀総裁は、7月雇用統計に対して、「米金融当局が1つの統計に過剰反応することはない」と強調し、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までに多くのデータが得られると付け加えた。
本日CNBCに出演予定のグールズビー米シカゴ連銀総裁からは、同様の見解が予想されるが、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の見解にも注目しておきたい。
ウォール街からは、緊急FOMCを開催して緊急利下げ(0.25%~0.50%)を決定する可能性が警戒されている模様。
米連邦準備理事会(FRB)の元エコノミストであるクローディア・サーム博士が提唱した「サーム・ルール」が0.5%以上だった場合、1年以内にリセッション入りするとの説は過去50年間、7回のリセッションで有効だった。7月は0.53%へ上昇しており、景気後退入りの「炭鉱のカナリア」が鳴き止んでいる。
パウエルFRB議長は「歴史は繰り返さない、韻を踏む… 統計的な規則性というのは、経済的なルールではない」と一蹴しているが、グールズビー米シカゴ連銀総裁やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁の言及に注目したい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、146.66円(8/5高値)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、140.25円(2023/12/28安値)