予想とまとめ
今日の予想
今週の予想はこちら今日のイベントスケジュール
21日
(時間は日本時間)
国内
08:50 | ◇ | 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) |
14:10頃 | ◎ | 植田和男日銀総裁、講演(パリ・ユーロプラス ファイナンシャル・フォーラム2024) |
海外
14:25 | ◎ | ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演 |
16:00 | ◎ | 7-9月期ノルウェー国内総生産(GDP) |
16:45 | ◇ | 11月仏企業景況感指数(予想:97) |
17:00 | ◎ | ブロック豪準備銀行(RBA)総裁、講演 |
17:00 | ◎ | クノット・オランダ中銀総裁、講演 |
17:30 | ◎ | 10月香港消費者物価指数(CPI、予想:前年同月比1.7%) |
17:30 | ◎ | ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演 |
17:30 | ◎ | チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演 |
18:00 | ◎ | エスクリバ・スペイン中銀総裁、議会証言 |
20:00 | ◎ | トルコ中銀、政策金利発表(予想:50.00%で据え置き) |
20:25 | ◎ | パツァリデス・キプロス中銀総裁、エルダーソンECB専務理事、講演 |
22:30 | ◇ | 10月カナダ鉱工業製品価格(予想:前月比0.9%) |
22:30 | ◇ | 10月カナダ原料価格指数(予想:前月比2.5%) |
22:30 | ◎ | 11月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:8.0) |
22:30 | ◎ | 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:22.0万件/187.3万人) |
22:45 | ◎ | ハマック米クリーブランド連銀総裁、あいさつ |
23:00 | ◎ | マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演 |
24:00 | ◎ | 11月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値、予想:▲12.4) |
24:00 | ◎ | 10月米景気先行指標総合指数(予想:前月比▲0.3%) |
24:00 | ◎ | 10月米中古住宅販売件数(予想:前月比2.9%/年率換算395万件) |
21日
00:30 | ◎ | レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、パネルディスカッションに参加 |
01:00 | ◎ | カジミール・スロバキア中銀総裁、ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演 |
02:25 | ◎ | グールズビー米シカゴ連銀総裁、質疑応答 |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
ドル円
レジスタンス2 | 157.86(7/19高値) |
---|---|
レジスタンス1 | 156.75(11/15高値) |
前日終値 | 155.44 |
サポート1 | 154.53(11/20安値) |
サポート2 | 153.29(11/19安値) |
ユーロドル
レジスタンス2 | 1.0717(日足一目均衡表・基準線) |
---|---|
レジスタンス1 | 1.0613(日足一目均衡表・転換線) |
前日終値 | 1.0544 |
サポート1 | 1.0448(2023/10/3安値) |
サポート2 | 1.0394(2022/12/1安値) |
ウクライナは昨日、英国製ミサイルでロシア領内を攻撃。前日の米国製に続く長射程ミサイル使用で、市場ではリスク回避ムードが一時強まった。ロシア側がトランプ次期大統領との停戦協議に前向きな姿勢を見せるなか、話し合いが始まる前に優位な状況をウクライナは作りたいもよう。今後、ロシア領内に向けて西側供与の兵器を頻繁に使い続けるようだと、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)との緊張の高まりは避けられそうにない。
ウクライナ情勢の悪化を受けて、ロシアと国境を接するフィンランドや地理的に近いスウェーデンでは(どちらもNATO加盟国)、戦争を生き延びるために医薬品や食糧の蓄えを呼びかける冊子が発行された。今日明日でロシアがNATOを相手に何か仕掛けることはないだろうが、欧州では戦火拡大への警戒感が確実に高まっているようだ。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの講演はフランス中銀総裁から始まり、タカ派とされるオランダやオーストリアの中銀総裁、そしてハト派のチポローネECB専務理事や
スペインとキプロスの中銀総裁と続く。どちらかと言えばタカ派のエルダーソンECB専務理事も発言予定。それぞれの金融姿勢と方向性が違う発言がでれば、ユーロは敏感に反応するかもしれない。
ほか、トルコ中銀が日本時間20時に政策金利を公表予定。主要金利は50%で据え置きが大方の予想であり、こちらはサプライズなしだろう。足もとのインフレ率が48%台と減速ペースが落ちてきており、声明でフォワードガイダンスに変化があるか、またカラハン・トルコ中銀総裁の見解などがリラ相場の材料となるか。
想定レンジ上限
・ユーロドル、日足一目均衡表・転換線1.0613ドル
・リラ円、15日高値4.55円
想定レンジ下限
・ユーロドル、2023年10月3日安値1.0448ドル
・リラ円、5日安値4.40円