予想とまとめ
今日の予想
今週の予想はこちら今日のイベントスケジュール
21日
(時間は日本時間)
国内
08:30 | ☆ | 2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く総合、予想:前年比2.9%) |
08:30 | ☆ | 2月全国CPI(生鮮食料品・エネルギー除く、予想:前年比2.6%) |
08:50 | ◇ | 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) |
海外
06:45 | ◎ | 2月ニュージーランド(NZ)貿易収支 |
09:01 | ◇ | 3月英消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:▲20) |
16:45 | ◇ | 3月仏企業景況感指数(予想:96) |
17:15 | ◎ | エスクリバ・スペイン中銀総裁、講演 |
18:00 | ◇ | 1月ユーロ圏経常収支(季節調整済) |
19:30 | ◎ | ロシア中銀、政策金利発表(予想:21.00%で据え置き) |
21:30 | ◎ | 1月カナダ小売売上高(予想:前月比▲0.4%/自動車を除く前月比▲0.2%) |
22:05 | ◎ | ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演 |
24:00 | ◎ | 3月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値、予想:▲13.0) |
− | 南アフリカ(人権の日)、休場 |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
レジスタンス2 | 149.85(日足一目均衡表・基準線) |
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レジスタンス1 | 149.40(3/19-20下落幅の61.8%戻し) |
前日終値 | 148.78 |
サポート1 | 148.18(3/20安値) |
サポート2 | 147.75(3/14安値) |
レジスタンス2 | 1.0955(3/18高値=年初来高値) |
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レジスタンス1 | 1.0917(3/20高値) |
前日終値 | 1.0851 |
サポート1 | 1.0766(3/6安値) |
サポート2 | 1.0717(21日移動平均線) |
レジスタンス2 | 194.21(200日移動平均線) |
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レジスタンス1 | 193.82(3/18-20下落幅の61.8%戻し) |
前日終値 | 192.93 |
サポート1 | 192.06(3/20安値) |
サポート2 | 191.35(3/14安値) |
レジスタンス2 | 86.81(日足一目均衡表・雲の下限) |
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レジスタンス1 | 86.32(3/19安値) |
前日終値 | 85.66 |
サポート1 | 85.04(3/20安値) |
サポート2 | 84.14(3/14安値) |
本日の東京外国為替市場のドル円は、2月全国消費者物価指数(CPI)を見極めた後は、日米金融政策決定会合を受けた日米10年債利回りの動向に沿った展開が予想される。
19日の日米金融政策決定会合を受けて、6月の日銀追加利上げ観測、FOMCの追加利下げ観測が高まっており、ドル売り・円買い基調に拍車がかかりつつある。
8時30分に発表される2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く総合)は前年比+2.9%と予想されており、1月の同比+3.2%からの伸び率の鈍化が見込まれている。全国CPI(生鮮食料品・エネルギー除く)は前年比+2.6%と予想されており、1月の同比+2.5%からの上昇が見込まれている。電気・ガス代補助金が1月使用分(2月請求分)から3カ月間、再び復活して、25年2~4月の電気・都市ガス代は再び押し下げられることが背景にある。
しかし、コメや野菜の価格が上昇しているため、3.0%超えのサプライズには警戒しておきたい。
日銀金融政策決定会合の声明文は、「各国の通商政策」がリスク要因に加えられたことは、ハト派材料だった。しかし、植田日銀総裁が記者会見で「4月初めには通商政策の内容がある程度でてくる。次回の決定会合ないし展望リポートの中である程度消化できる」と述べて、「4月初め」や「次回会合(4/30-5/1)」という時期を示したことがタカ派的と受け止められて、円高が優勢となっている。
オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場での日銀の追加利上げ次期は6月の日銀金融政策決定会合と予想されている。
さらに、米連邦公開市場委員会(FOMC)では、トランプ関税によるインフレ率上昇と景況感悪化という「スタグフレーション」への警戒感が示され、4月からの米国債のランオフ(償還に伴う保有証券減少)ペースの上限が月間250億ドルから50億ドルに減額、すなわち間接的な利下げが決定されたことで、ドル売りが優勢になっている。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」が示している追加利下げ時期は、6月FOMC(-0.25%=4.00-25%)、そして9月FOMC(-0.25%=3.75-4.00%)となっている。