予想とまとめ
今日の予想
今週の予想はこちら今日のイベントスケジュール
1日
(時間は日本時間)
国内
08:30 | ◎ | 2月完全失業率(予想:2.5%) |
08:30 | ◎ | 2月有効求人倍率(予想:1.26倍) |
08:50 | ☆ | 日銀・企業短期経済観測調査(短観、3月調査) |
☆ | 大企業製造業の業況判断指数(DI、予想:12) | |
◎ | 大企業非製造業の業況判断指数(DI、予想:33) | |
◎ | 大企業製造業DI・6月見込み(予想:9) | |
◎ | 大企業非製造業DI・6月見込み(予想:29) | |
◎ | 大企業全産業設備投資計画(前年度比、予想:2.9%) |
海外
09:30 | ◎ | 2月豪小売売上高(予想:前月比0.3%) |
10:45 | ◎ | 3月Caixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI、予想:51.1) |
12:30 | ☆ | 豪準備銀行(RBA)政策金利発表(予想:4.10%で据え置き) |
15:00 | ◇ | 3月英ネーションワイド住宅価格指数(予想:前月比0.2%) |
15:30 | ◇ | 2月スイス小売売上高 |
16:30 | ◇ | 3月スイス製造業PMI(予想:50.5) |
16:50 | ◎ | 3月仏製造業PMI改定値(予想:48.9) |
16:55 | ◎ | 3月独製造業PMI改定値(予想:48.3) |
17:00 | ◎ | 3月ユーロ圏製造業PMI改定値(予想:48.7) |
17:15 | ◎ | グリーン英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演 |
17:15 | ◎ | ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演 |
17:20 | ◎ | チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演 |
17:30 | ◎ | 3月英製造業PMI改定値(予想:44.6) |
18:00 | ☆ | 3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値(予想:前年比2.2%) |
18:00 | ☆ | 3月ユーロ圏HICPコア速報値(予想:前年比2.5%) |
18:00 | ◎ | 2月ユーロ圏失業率(予想:6.2%) |
21:30 | ◎ | ラガルドECB総裁、講演 |
22:45 | ◎ | 3月米製造業PMI改定値(予想:49.9) |
23:00 | ◇ | 2月米建設支出(予想:前月比0.3%) |
23:00 | ☆ | 3月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数(予想:49.5) |
23:00 | ◎ | 2月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想:761.6万件) |
24:00 | ◇ | 3月メキシコ製造業PMI |
2日
01:30 | ◎ | レーンECB専務理事兼主任エコノミスト、講演 |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
レジスタンス2 | 152.14(日足一目均衡表・雲の下限) |
---|---|
レジスタンス1 | 151.21(3/28高値) |
前日終値 | 149.96 |
サポート1 | 148.70(3/31安値) |
サポート2 | 148.18(3/20安値) |
レジスタンス2 | 1.0917(3/20高値) |
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レジスタンス1 | 1.0861(3/21高値) |
前日終値 | 1.0816 |
サポート1 | 1.0765(3/28安値) |
サポート2 | 1.0658(日足一目均衡表・基準線) |
本日の東京外国為替市場のドル円は、3月東京都区部消費者物価指数(CPI)や前回の日銀金融政策決定会合の「主な意見」を確認後は、月末や期末、年度末に向けた実需玉の動向を見極めて行くことになる。
トランプ米大統領は、輸入自動車と主要部品に25%の追加関税を課す布告に署名した。東京市場の反応は株売り・円買いだったが、海外市場では米国の物価上昇への警戒感(トランプ・フレーションtrumpflation)からドル円は151円台まで上昇している。
先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明、消費者信頼感指数、ミシガン大学消費者信頼感指数では、トランプ関税によるもう一つの局面であるスタグフレーション、トランプセッション(trumpcession)への警戒感が示されており、来週の解放の日とされる4月2日以降の展開を見極めることになる。
ドル円の中長期的な攻防の分岐点である200日移動平均線は、本日時点で151.63円に位置している。月末、期末、年度末に向けた実需筋の買いで上抜けた場合、過去最大規模に膨れ上がっていたIMMシカゴ筋の円の買い持ちポジションの手仕舞いを誘発する可能性に警戒しておきたい。
8時30分に発表される3月東京都区部CPI(生鮮食料品除く総合)は前年比+2.2%と予想されており、2月の同比+2.2%と変わらずと見込まれている。3月の全国CPIの先行指標であるものの、3月の電気・都市ガスの使用分までは補助金が適用されるため、0.3%程度の調整を考慮しておきたい。2月の全国コアCPIは、電気・都市ガス代の補助金復活で前年比+3.0%、総合CPIは同比3.7%と伸び率が鈍化していた。総務省に拠ると、電気・ガス料金負担軽減支援事業の開始がなかった場合は、総合が+4.0%、コアが+3.3%とのことで、補助金による下押し効果は0.3%程度となる。
8時50分に発表される日銀金融政策決定会合における主な意見(3月18-19日分)では、記者会見での植田日銀総裁の時間軸の提示が多数派なのか否かを見極めたい。植田日銀総裁は、海外発の不確実性への警戒感を示しながらも「4月初めには通商政策の内容がある程度でてくる。次回の決定会合(4/30-5/1)ないし展望リポートの中である程度消化できる」と述べていた。
トランプ米政権による自動者関税25%は、現在の日本車に対する関税2.5%の10倍であり、国内総生産(GDP)が▲0.2%下振れる要因になるらしい。「主な意見」では、相互関税や自動車関税に対するリスクシナリオとしての言及にも注目しておきたい。