予想とまとめ
今日の予想
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4日
(時間は日本時間)
国内
特になし |
海外
10:30 | ☆ | 1-3月期豪国内総生産(GDP、予想:前期比0.4%/前年比1.5%) |
16:50 | ◎ | 5月仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値(予想:47.4) |
16:55 | ◎ | 5月独サービス部門PMI改定値(予想:47.2) |
17:00 | ◎ | 5月ユーロ圏サービス部門PMI改定値(予想:48.9) |
17:30 | ◎ | 5月英サービス部門PMI改定値(予想:50.2) |
19:00 | ◇ | 4-6月期南アフリカ経済研究所(BER)企業信頼感指数 |
20:00 | ◇ | MBA住宅ローン申請指数 |
21:15 | ☆ | 5月ADP全米雇用報告(予想:11.2万人) |
21:30 | ◇ | 1-3月期カナダ労働生産性指数(予想:前期比0.1%) |
21:30 | ◎ | ボスティック米アトランタ連銀総裁、クック米連邦準備理事会(FRB)理事、講演 |
22:45 | ☆ | カナダ銀行(BOC、中央銀行)、政策金利発表(予想:2.75%で据え置き) |
22:45 | ◎ | 5月米サービス部門PMI改定値(予想:52.3) |
22:45 | ◎ | 5月米総合PMI改定値(予想:52.1) |
23:00 | ☆ | 5月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(予想:52.0) |
23:30 | ◇ | EIA週間在庫統計 |
5日
01:00 | ◎ | 4月ロシア失業率(予想:2.3%) |
03:00 | ◎ | 米地区連銀経済報告(ベージュブック) |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
レジスタンス2 | 145.39(日足一目均衡表・基準線) |
---|---|
レジスタンス1 | 144.59(ピボット・レジスタンス1) |
前日終値 | 143.97 |
サポート1 | 143.25(6/3レンジ半値水準) |
サポート2 | 142.38(6/3安値) |
レジスタンス2 | 1.1547(4/22高値) |
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レジスタンス1 | 1.1455(6/3高値) |
前日終値 | 1.1372 |
サポート1 | 1.1297(日足一目均衡表・雲の上限) |
サポート2 | 1.1210(5/29安値) |
本日の東京市場ではドル円の動意につながりそうな経済指標の発表や注目のイベントは予定されておらず、日本株や日米長期金利の動向に睨んだ動きが見込まれる。
なお、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の講演が予定されているが、講演内容が相場の動きに影響を与える可能性は低いか。同氏は4月下旬にインタビューで、関税が7月より前に経済に大きな影響を与えるとは考えていないと強調し、トランプ米政権の関税政策によるインフレへの影響は一時的なものにとどまる可能性が高いとの見解を示している。
東京タイムで注目材料は乏しいが、トランプ米政権の政策に対する不安で、ドル円は上値の重い動きを予想する。トランプ米大統領は先週末に輸入される鉄鋼とアルミニウムに課す追加関税を2倍の50%に引き上げる計画を表明し、4日から実施されると見込み。鉄鋼関税の引き上げは貿易戦争をさらに激化させる可能性がある。
また、トランプ大統領は中国が相互関税引き下げのほか重要鉱物の取引に関する合意に違反したと主張し、中国に厳しい措置を取る可能性を示唆。トランプ氏は投稿で、自身が中国に一時課した超高率の追加関税によって「中国は深刻な経済危機に陥った」と指摘し、中国を「救済」するために大幅に関税を引き下げたと説明した。未だに信用力の発言を繰り返しており、トランプ米政権の信認は大きく低下している。
先月末に4回目の日米関税交渉が行われ、赤沢再生相は「合意に向けた議論が進展している」と語ったが、「進展」の具体的な中身については言及せず、6月中旬に予定される日米首脳会談の前に改めて閣僚間で協議する意向を明らかにした。日米協議での円安是正への警戒感が払しょくされていないこともドル円の重し。ただ、ドルにも売り疲れも出ているもようで、一途にドル売りが加速する地合いにもなりにくく、ドル円の神経質な動きが続くか。