【BOC声明】「CPIインフレ率はほぼ予想通りに低下している」

カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「カナダのインフレ率は5月に3.4%に低下したが、昨年夏のピーク8.1%からは大幅かつ歓迎すべき低下となった」
「これまでのところ、CPIインフレ率はほぼ予想通りに低下している」
「ただ、その勢いはエネルギー価格の低下によるものであり、基調的なインフレの緩和によるものではない」
「昨年の大幅な物価上昇を考えると、CPIインフレ率の短期的な下降の勢いは小さくなるだろう」
「昨年9月以来、3カ月のコアインフレ率は3%半から4%程度で推移しており、根底にある物価圧力は予想よりも根強いようだ」
「カナダ経済は予想よりも好調で、需要の勢いも増している」
「累積的な金利上昇を受けて個人消費が鈍化すると予想している」

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。