欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、強含み

 29日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。20時時点では146.78円と17時時点(146.45円)と比べて33銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが上昇に転じると買いが強まり、昨日高値の146.74円を上抜けて146.85円と昨年11月以来の高値を付けた。
 なお、豪ドル円は一時94.60円まで上昇。「中国は早ければ、今日にも既存住宅ローンの金利を引き下げる」との一部報道が買い材料視された模様。

 ユーロドルは弱含み。20時時点では1.0806ドルと17時時点(1.0820ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴ってドル買い圧力が高まると一時1.0804ドルと日通し安値を付けた。

 ユーロ円は20時時点では158.61円と17時時点(158.46円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた買いが入り、一時158.67円まで値を上げている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:146.31円 - 146.85円
ユーロドル:1.0804ドル - 1.0838ドル
ユーロ円:158.24円 - 158.67円


(越後)
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