米国債市場概況・12日 10年物国債利回り、4.28%に低下
12日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに小反発。表面利率3.875%の10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は高い)4.28%で終えた。米国株相場の下落を受けて、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。10年債入札が「無難な結果」と受け止められたことも相場を下支えした。
ただ、上値は重かった。WTI原油先物価格が昨年11月以来10カ月ぶりの高値を更新すると、インフレ懸念の高まりを背景に債券売りが出た。
(中村)
ただ、上値は重かった。WTI原油先物価格が昨年11月以来10カ月ぶりの高値を更新すると、インフレ懸念の高まりを背景に債券売りが出た。
(中村)