香港株前場:反落スタート、米高金利政策の長期化を懸念

 週明け25日の香港市場で、ハンセン指数は小幅に反落して始まった。米連邦準備理事会(FRB)による高金利政策の長期化懸念を背景に、前週末の米株式相場が下落した流れを引き継いだ。中国人民銀行(中央銀行)の幹部の発言を受けて中国が利下げに消極的との観測が浮上し、売りが先行したもよう。

 指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比0.66%安の17938.44ポイントで推移している。個別では、大型ネット株のJDドットコム(09618)、美団(03690)、テンセント(00700)が売られて相場の重荷となっている。不動産株の龍湖集団(00960)と碧桂園服務(06098)、華潤万象生活(01209)も安い。一方、ハイテク株のSMIC(00981)と舜宇光学科技(02382)、海運株の東方海外(00316)が売られている。

(小針)
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