欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、強含み

 4日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。22時時点では1.0525ドルと20時時点(1.0503ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。9月ADP全米雇用報告が予想より弱い結果となり、米長期金利の低下とともにドル売りが加速。昨日までドル買いが進んでいた反動によるユーロ買い・ドル売りも進み、一時1.0532ドルまで本日高値を更新した。

 ドル円はさえない。22時時点では148.87円と20時時点(149.02円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。全般にドル売りが進んだ流れに沿って148.80円付近まで弱含んだ。もっとも、欧米株高を支えにクロス円が全般堅調に推移した影響もあり、本日安値の148.74円手前では下げ渋った。

 ユーロ円は底堅い。22時時点では156.68円と20時時点(156.53円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇や株高を背景に底堅く推移し、再び本日高値圏まで切り返した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.74円 - 149.32円
ユーロドル:1.0451ドル - 1.0532ドル
ユーロ円:155.83円 - 156.77円

(岩間)
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