今日の株式見通し=堅調か 米長期金利が低下して米国株は上昇
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は56ドル高の34152ドルで取引を終えた。序盤では下げる場面もあったが、米10年債利回りが大きく低下したことを受けて、ハイテク株に買いが入り、中盤以降はプラス圏で落ち着いた動きが続いた。ドル円は足元150円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて210円高の32480円、ドル建てが225円高の32495円で取引を終えた。
米3指数の中ではナスダックが0.9%高と最もパフォーマンスが良かった。きのうの日経平均は米国株高よりも米長期金利の上昇を嫌気して大幅安となったが、米金利が低下したことから、きょうは買い戻しが優勢になると予想する。きのうが直近の上昇の反動があったとはいえ436円安と下に値幅が出たことから、反発の度合いも大きくなるだろう。NY原油が大きく下落しており、市況関連にはネガティブな影響が想定される。ただ、このことはバリューからグロースへの資金シフトを加速させる可能性がある。追い風を受けるグロース株がしっかり上げ切るか伸び悩むかが、全体のセンチメントにも大きな影響を与えそうだ。日経平均の予想レンジは32400円-32700円。
米3指数の中ではナスダックが0.9%高と最もパフォーマンスが良かった。きのうの日経平均は米国株高よりも米長期金利の上昇を嫌気して大幅安となったが、米金利が低下したことから、きょうは買い戻しが優勢になると予想する。きのうが直近の上昇の反動があったとはいえ436円安と下に値幅が出たことから、反発の度合いも大きくなるだろう。NY原油が大きく下落しており、市況関連にはネガティブな影響が想定される。ただ、このことはバリューからグロースへの資金シフトを加速させる可能性がある。追い風を受けるグロース株がしっかり上げ切るか伸び悩むかが、全体のセンチメントにも大きな影響を与えそうだ。日経平均の予想レンジは32400円-32700円。