東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下げ渋り

 24日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。17時時点では149.42円と15時時点(149.25円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。目立った材料もないなか、東京昼過ぎからの売りが一巡すると下値を切り上げる展開に。一時149.48円前後まで買い戻された。本日149.47円に位置する日足一目均衡表・転換線や149.53円の基準線辺りで買い戻しが一服し、その後は149.40円を挟み上下した。

 ユーロ円は底堅い。17時時点では162.99円と15時時点(162.86円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の持ち直しに支えられ、じり高となった他ユーロクロスに沿った動きともなった。一時163.02円まで買い戻されている。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.0907ドルと15時時点(1.0911ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。1.09ドル手前では下げ渋ったが、反発力も強まらず。この後18時に11月独Ifo企業景況感指数の発表、また19時にはガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の講演が予定されている。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:149.20円 - 149.71円
ユーロドル:1.0895ドル - 1.0912ドル
ユーロ円:162.73円 - 163.24円


(小針)
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