今日の株式見通し=堅調か 米国株は半導体株が強く大幅上昇
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は322ドル高の37404ドルで取引を終えた。前日大きく下げた反動で買いが優勢。高く始まり、中盤には萎んだものの、終盤に上げ幅を広げて高値圏で終了した。決算が好感されたマイクロン・テクノロジーが大幅高となり、半導体株全般に買いが波及したことも投資家心理を明るくした。ドル円は足元142円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて130円高の33250円、ドル建てが190円高の33310円で取引を終えた。
米国株高を好感した買いが入ると予想する。ダウ平均は値幅を伴った上昇かつ、引け味も良く、前の日の急落に関しては利益確定売りとの見方が強まるだろう。マイクロンの好決算は東京市場ではきのうの時点で織り込んでいるが、きのうは全体の地合いが悪く、国内半導体株には大きく下げるものも多かった。きょうは地合いの好転が見込まれる中、半導体株を中心にハイテク株買いが活発になるとみる。ただ、為替が円高に振れていることから、前日の下げ分(535円)をまるまる戻すような強い上昇は期待しづらい。高く始まった後は戻り売りも出てくると思われ、場中は一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは33200円-33450円。
(小針)
米国株高を好感した買いが入ると予想する。ダウ平均は値幅を伴った上昇かつ、引け味も良く、前の日の急落に関しては利益確定売りとの見方が強まるだろう。マイクロンの好決算は東京市場ではきのうの時点で織り込んでいるが、きのうは全体の地合いが悪く、国内半導体株には大きく下げるものも多かった。きょうは地合いの好転が見込まれる中、半導体株を中心にハイテク株買いが活発になるとみる。ただ、為替が円高に振れていることから、前日の下げ分(535円)をまるまる戻すような強い上昇は期待しづらい。高く始まった後は戻り売りも出てくると思われ、場中は一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは33200円-33450円。
(小針)