上海総合前場:反落スタート、主要経済指標発表前に様子見ムード

 17日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。前日の米株安が嫌気されているほか、中国国家統計局が2023年10-12月期の国内総生産(GDP)や12月の小売売上高、鉱工業生産などを日本時間午前11時に発表する予定で、様子見ムードが相場の重しとなっている。

 指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.33%安の2884.32ポイントで推移している。セクター別では、航空・空港運営やバッテリー素材、不動産サービスなどが全面安となっている。半面、銀行や鉄道・道路、宝飾などが買われている。
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