欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、下げ渋り

 29日の欧州外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0822ドルと20時時点(1.0819ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測を手掛かりに一時1.0814ドルまで下落したが、前週末安値の1.0813ドルが目先のサポートとして意識されると下げ渋り。独長期金利の低下が一服したことも支えに1.0830ドル台まで切り返す場面も見られた。

 ドル円は買い戻し。22時時点では147.97円と20時時点(147.82円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。手掛かり材料は乏しかったが、米10年債利回りが4.11%台まで低下幅を縮めたことをながめ、148.00円手前まで下げ渋った。

 ユーロ円は22時時点では160.13円と20時時点(159.93円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やユーロドルの買い戻しにつれて円売り・ユーロ買いが進み、160.20円台まで下値を切り上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.71円 - 148.34円
ユーロドル:1.0814ドル - 1.0858ドル
ユーロ円:159.83円 - 160.84円

(岩間)
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