今日の株式見通し-堅調か 長期金利が低下して米国株は上昇

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は224ドル高の38333ドルで取引を終えた。中盤までは前日終値を挟んでの一進一退が続いたが、長期金利が大きく低下したことを受けて、終盤に上げ幅を広げて高値圏で終了した。ドル円は足元147円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて85円高の36125円、ドル建てが120円高の36160円で取引を終えた。

 米国株の上昇を好感した買いが入ると予想する。本日からFOMCが開催されるが、それを前に米国の長期金利が低下して米国株が上昇したことは、FOMCに対する警戒を和らげる。米金利低下で為替が円高(ドル安)に振れている点は日本株の上値を抑える要素にはなる。ただ、きのうの日経平均は大幅高となって36000円台を回復しており、センチメントは改善傾向にある。CME225先物に寄せて高く始まった後は売りづらさが意識され、場中もしっかりとした動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは35950円-36350円。
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