11日の主な要人発言(時間は日本時間)(1)

11日08:25 神田財務官
「特定の水準を念頭に判断していない」
「過度な為替変動は国民経済に影響」
「行き過ぎた動きにはあらゆる手段排除せず適切な手段をとる」
「あらゆる事態に常日頃からそなえている」
「現在の為替、過度な変動か『総合的に判断しているので申し上げない』」
「一晩で1円、過度な変動か申し上げない」
「 一般にいえばリスクオフになると円高になることが多いことが観察されている」

11日09:51 鈴木財務相
「(為替市場について)過度な変動は好ましくない」
「高い緊張感をもって注視」
「行き過ぎた動きにはあらゆるオプションを排除せず適切に対応」
「財務官と頻繁に連絡を取り合っている」
「152、153円の数字ではなく背景を分析する」

11日11:29 林官房長官
「為替相場、行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せずに適切に対応」
「(為替で)ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」
「(為替で)過度な変動は望ましくない」
「 為替市場の動向、高い緊張感もって注視する」

11日15:30 清水誠一日銀理事
※日銀出口戦略について
「準備金積み立てや債券取引損失引当金の拡充など、必要な財務面の手当て行ってきている」

11日21:21 欧州中央銀行(ECB)声明
「食料品や商品の価格低下により、インフレ率は低下し続けている」
「ECBの主要金利は進行中のディスインフレプロセスに大きく貢献」
「今後の決定において、必要な期間に渡り、政策金利が十分に制限的な水準に設定される」
「インフレのターゲット収束が持続的になるとの確信が今後の評価でさらに高まれば、現行の金融引き締め度合いを緩和することが適切」
「理事会はデータに基づき、最適な制限水準と継続期間を会合ごとに柔軟に判断する方針」
「特定の金利の道筋にコミットするものではない」

11日21:49 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「見通しは不確実であり、データ次第」
「今年からの利下げを予測」
「今年の米GDPは2%に達すると予想」
「雇用市場は依然として強い」
「今年のインフレ率は2.25%から2.5%になると予想」
「今年の失業率は4%に上昇すると予想」
11日23:20
「住宅を除いたコアサービスのインフレは予想よりも早く低下」
「最終的には利下げが必要になる」
「FRBの利上げは基本的な見通しの一部ではない」
「短期的には金融政策を変更する必要はない」

※時間は日本時間


(中村)
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