今日の株式見通し=軟調か 米国株はリスク回避ムードが強まり大幅安
東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は475ドル安の37983ドルで取引を終えた。インフレ長期化懸念や中東の地政学リスクの高まりを受けてセンチメントが悪化。決算を受けてJPモルガン・チェースが大幅安となったことも嫌気され、リスク回避ムードの強い地合いとなった。ドル円は足元153円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて685円安の38865円、ドル建てが650円安の38900円で取引を終えた。
米主要3指数がそろって1%台の下落となっており、日本株も大きく水準を切り下げると予想する。CME225先物は39000円割れからのスタートを示唆している。寄った後は直近4月5日につけた安値38774円が意識されて下げ渋るとみる。ただ、主要小売企業の決算発表が一巡して個別を手がけづらい時間帯に突入するため、売り一巡感が出てきても腰の入った買いは期待しづらい。週明けの米国株が反転してくるかどうかも見極めたい環境下、場中は低空飛行が続くだろう。日経平均の予想レンジは38700円-39200円。
米主要3指数がそろって1%台の下落となっており、日本株も大きく水準を切り下げると予想する。CME225先物は39000円割れからのスタートを示唆している。寄った後は直近4月5日につけた安値38774円が意識されて下げ渋るとみる。ただ、主要小売企業の決算発表が一巡して個別を手がけづらい時間帯に突入するため、売り一巡感が出てきても腰の入った買いは期待しづらい。週明けの米国株が反転してくるかどうかも見極めたい環境下、場中は低空飛行が続くだろう。日経平均の予想レンジは38700円-39200円。