米国債市場概況・29日 10年物国債利回り、4.61%に低下

 29日の米国債券相場で長期ゾーンは続伸。表面利率4.000%の10年物国債利回りは前営業日比0.05%低い(価格は高い)4.61%で終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)や4月米雇用統計など、今週予定されている米重要イベントを前に持ち高調整目的の買いが優勢となった。
 なお、米財務省が公表した4-6月期の借入額見通しが2430億ドルと従来の2020億ドルから増えたことが分かると、需給悪化への懸念から売りが強まる場面もあった。

(中村)
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