今日の株式見通し-堅調か 長期金利が低下して米国株は上昇傾向
東京市場は堅調か。休場の間の米国株は強い動きとなった。3日に発表された4月雇用統計が市場予想を下回ったことで、10年債利回りが大きく低下。金融引き締め長期化に対する警戒が後退し、株高基調が強まった。ダウ平均は6日まで4日続伸。6日は176ドル高の38852ドルで取引を終えた。ドル円は弱めの米雇用統計を受けて151円台まで円高が進む場面があったが、足元では153円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて690円高の38880円、ドル建てが715円高の38905円で取引を終えた。
米10年債利回りは4.5%を割り込む水準まで低下しており、米国株も金利低下に強い反応を示した。ドル円に関しては、円安と円高の両方に一服感が出てきている。日本株は先週まではマーケットが不安定な中で大型連休もあって買いづらさが意識されたが、連休の間に外部環境がかなり良くなっている。CME225先物は大幅高スタートを示唆しており、楽観ムードの強い地合いとなるだろう。国内は今週も決算発表が多く、個別の活況が期待できる。売り方の買い戻しも入りやすく、高く始まった後も強い動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38700円-39200円。
米10年債利回りは4.5%を割り込む水準まで低下しており、米国株も金利低下に強い反応を示した。ドル円に関しては、円安と円高の両方に一服感が出てきている。日本株は先週まではマーケットが不安定な中で大型連休もあって買いづらさが意識されたが、連休の間に外部環境がかなり良くなっている。CME225先物は大幅高スタートを示唆しており、楽観ムードの強い地合いとなるだろう。国内は今週も決算発表が多く、個別の活況が期待できる。売り方の買い戻しも入りやすく、高く始まった後も強い動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38700円-39200円。