ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロ円、軟調

 23日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は軟調。4時時点では169.53円と2時時点(169.90円)と比べて37銭程度のユーロ安水準だった。軟調な米株を眺めながらリスク回避ムードが広がると、169.48円までユーロ売り円買い戻しが進んだ。ダウ平均は600ドル超安まで下げ幅を拡大し、堅調に始まったナスダック総合もマイナス圏に沈んだ。
 他のクロス円も、ポンド円が199.02円、豪ドル円が103.48円、カナダドル円は114.15円まで外貨安・円高に振れた。

 ユーロドルはじり安。4時時点では1.0805ドルと2時時点(1.0818ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。地合いの弱さが続くなか、ユーロ円の下落に引きずられて欧州前半につけた1.0812ドルを下回り、1.0805ドルまで日通し安値を更新した。
 またポンドドルが1.2686ドル、豪ドル/ドルは0.6598ドルまで下値を広げ、ドル/カナダドル(CAD)も1.3744CADまでドル高カナダドル安が進行した。

 ドル円は伸び悩み。4時時点では156.89円と2時時点(157.05円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。クロス円の円買い戻しに歩調を合わせ、一時156.83円まで上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.53円 - 157.20円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0861ドル
ユーロ円:169.29円 - 170.32円


(小針)
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