日経平均株価テクニカル分析-75日線から上げ幅縮小

 日経平均株価は反発。買い優勢のスタートから上値を伸ばす場面はあったが、75日移動平均線(38997円 6/6)に上値を抑えられ上げ幅を縮小した。ほぼ安値引けとなり、2日連続で陰線を形成した。
 RSI(9日)は前日39.2%→51.1%(6/6)に上昇。引き続き、75日移動平均線上に戻せるかが重要なポイントとなる。一目均衡表では抵抗帯(雲)の上限(38910円 同)や5/27以降の上値の壁になっている水準でもあり、終値ベースでブレイクアウトする意味は大きい。
 一方、25日移動平均線(38586円 同)上は保っているが、同線が下向きに変化し出すと上値が重くなり、下を再び試すことにつながる公算が大きい。
 上値メドは、心理的節目の39000円、5/20高値(39437円)、心理的節目の40000円、4/1高値(40697円)などが考えられる。下値メドは、100日移動平均線(38319円 同)や心理的節目の38000円、5/30安値(37617円)、心理的節目の37000円、4/19安値(36733円)などがある。
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