今日の株式見通し-軟調か 植田日銀総裁の会見後の円高進行や米の弱い経済指標が重荷
東京市場は軟調か。米株は高安まちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は57ドル安の38589ドルで取引を終えた。注目された6月ミシガン大消費者信頼感指数速報値は65.6と前月分の69.1から悪化し、市場予想の72.0を大幅に下回った。弱い経済指標を受け、レジャー関連株など景気敏感株が幅広く下落。ダウ平均は終日マイナス圏での推移となった。ドル円は足元157円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて345円安の38495円、ドル建てが285円安の38555円で取引を終えた。
前週末の日本株は日銀金融政策決定会合の結果がハト派と受け止められ、円安・株高の流れとなり、一時上げ幅を300円超に拡大したものの、買い一巡後に値を消しており、引け味は悪かった。その後の植田日銀総裁の会見はややタカ派の印象で、会見後にドル円は一時156円台に入るなど円高方向に振れている。
米国においては景気の先行きに不透明感が出ており、17日発表のニューヨーク連銀製造業景気指数や18日発表の小売売上高を見極めたいという雰囲気が強くなっている。
このような状況から、きょうは安く始まり、その後も積極的な買いは入らず、終日軟調な展開になると予想する。日経平均の予想レンジは38300円-38700円。
前週末の日本株は日銀金融政策決定会合の結果がハト派と受け止められ、円安・株高の流れとなり、一時上げ幅を300円超に拡大したものの、買い一巡後に値を消しており、引け味は悪かった。その後の植田日銀総裁の会見はややタカ派の印象で、会見後にドル円は一時156円台に入るなど円高方向に振れている。
米国においては景気の先行きに不透明感が出ており、17日発表のニューヨーク連銀製造業景気指数や18日発表の小売売上高を見極めたいという雰囲気が強くなっている。
このような状況から、きょうは安く始まり、その後も積極的な買いは入らず、終日軟調な展開になると予想する。日経平均の予想レンジは38300円-38700円。